自分は毒親かも?と思ったら|無自覚な毒親の特徴

毒親

こんにちは、アマリです。

最近、このブログが「毒親 やめたい」という悲痛なワードで検索にヒットするようになりました。
自分が毒親かもしれないと悩んでいる人向けに、無自覚な毒親のエピソードと特徴を書いてみますね。

自分は毒親かも?と思えることは、解毒への第一歩

非常に悲しいことに、毒親は連鎖します。
もし自分が毒親かもしれないと思っている人がいたら、自分の小さい頃を思い返してみてください。

「私の親は立派に自分を育ててくれた」と思っている人でも、親に対してどこかやりきれない思い、寂しい・悲しい気持ち、あるいは悔しさが沸き起こってくるかも知れません。

自分が毒親かもしれないと気付けたということは、非常に大切です。
なぜなら、世間には「無自覚な毒親」がたくさんいるからです。

私の親も、典型的な「無自覚な毒親」でした。
自分が毒親だと気付けたのならば希望はあります。

暴力を振るうだけが毒親じゃない

「毒親」と聞くと、大半の人は無意味に子供に暴力をふるったり、アルコールやギャンブルに溺れたり、性的な虐待をする親を思い浮かべると思います。

しかし、実際にはそんなにわかりやすい毒親は多くありません。
子供の人格を否定して傷つけたり、親の世間体のために利用したり…そういう「見えづらい虐待」も、立派な毒親の形です。

毒親をわかりやすく分類した「毒になる親」という本があるので、詳しくはその本を読んでみてくださいね。
下に、その「毒になる親」の紹介記事のリンクを貼っておきます。

無自覚な毒親のエピソード1「世間から良い親だと思われたい」

ある日のことです。
私がまだ小学3年生くらいのことだったでしょうか。
母が、家族全員を連れて車で一時間ほど離れたところにある大きな公園に連れて行ってくれました。
これだけ聞くと、子供想いのとてもいい親に聞こえると思います。

しかし、その日は私は体調が優れず、車酔いもあって、とても楽しめるような状況ではありませんでした。
頭痛や吐き気、胸の苦しさを必死でこらえながら、足を引き摺って公園に向かう家族について行きました。

その時、母は突然、般若のような形相で振り返り
「何つまんなそうな顔してんだ!! 笑え!!」
と、大声で私を怒鳴りつけました。
私は恐怖と悲しさでその場に立ち尽くすことしかできませんでした。

今から思えば、母が求めていたのは、世間からの「子供を楽しませる良い親」という評価だけだったのでしょう。
私の体調や気持ちなどは関係無かったのです。

「子供のために」と、お楽しみを用意することは誰にでもできます。
私の母も、私のために色々な所へ連れて行ってくれました。
公園、遊園地、旅行…。
しかし、実際に私がどう感じているかを考えてくれたことは一度もありませんでした。
たったの一度もです。

つまりのところ、母は自分が「良い親」だと世間に認められればそれで満足だったのです。

無自覚な毒親のエピソード2「親の夢は子供の夢」

母は、小さい頃から歌が上手で、ピアノを演奏することに憧れていました。
しかし、母の実家は裕福ではなかったので、ピアノを習わせてもらうことはできませんでした。

一方、私は音楽には全く興味がなく、絵が好きだったので絵画教室に通いたいと思っていました。

…毒親育ちの人は、このエピソードだけでピンときたと思います。
母は自分の小さな頃の夢を私に押し付けたのです。
もし普通の親ならば、子供の気持ちを優先して絵画教室を選んだでしょう。
しかし、母は絵画教室に通いたいと言う私の言葉を無視してピアノ教室に入れました。

当然、元から興味もなく才能も無い私は全く上達できず、母は私に向かって
「出来損ない」「せっかく習わせてやったのに金の無駄」「産んで損した」
…とボロクソにけなしました。
私も、母の期待に応えられない自分を責め、毎日死にたい、消えたいと思っていました。

つまりのところ、母は子供のことを「自分の夢を叶えるためのオモチャ」だと思っていたのです。

無自覚な毒親のエピソード3「あなたのためを思って」

私は、ゲーム禁止、漫画禁止、アニメ禁止、テレビ禁止、流行りの歌を聞くのも禁止という家庭で育ちました。
母は、全ての娯楽を禁止して勉強漬けにすれば、子供は立派な人間に育つと思っていたようです。
それが「子供のため」になると本気で信じていたのです。

確かに、小学生の頃は私は成績優秀でした。

テストでたまに98点を取ると、見せしめにボールペンで教科書を突いて穴を開けられ、ノートをビリビリに破られました。あれは怖かったですね。

しかし、周囲の子供との共通の話題を一切持たせてもらえなかったので、次第に周囲から浮き始め、いじめの対象にされるようになりました。

中学生の頃、たまたまクラスメイトで漫画をたくさん持っている子がいて、学校でコッソリ見せてもらったことがありました。
その時の衝撃は忘れられません。
世の中にはこんなに楽しいものがあったのかとショックを受けると同時に、それを隠していた親のことを激しく恨みました。

それ以降、私は親の目を盗んで漫画を借りては読みふけり、成績はガタ落ちし、高校生になる頃にはあっという間に落ちこぼれになっていました。
と同時に、親は私に興味を示さなくなりました。

つまりのところ、母は私を「成績自慢用のお人形」にしたかったのです。

無自覚な毒親の特徴

上記の3エピソードを踏まえると、無自覚な毒親の思考パターンが見えてきます。

それは、「自分の欲望を満たしたい」という気持ちです。

エピソード1では、「世間から良い親だと思われたい」
エピソード2では、「昔の自分の夢を叶えたい」
エピソード3では、「有能な親だと評価されたい」

どれも、自分本位な願いだけで子供を振り回していたことがわかります。

自分が毒親かもしれないと思っている人へ

自分が毒親かもしれないと思っている人に質問です。

  • あなたが「子供のために」行っている行為は、本当は「あなたのため」ではありませんか?
  • あなたが「子供のために」行ったことに対して思い通りの成果を得られなかった時、不機嫌になったりしていませんか?
  • 子供に作り笑いをさせていませんか?
  • 子供が本心を見せた時、それを受け入れられますか?

上記の質問を、心の中で問うてみてください。
一つでも引っかかることがあれば、あなたもまた「毒」を持ってしまっているのかもしれません。

自分の中で育った「毒」をなんとかしなければ、あなたもまた毒親になってしまいます。
しかし、連鎖は断ち切れます。
自分の中に巣食う「毒」を直視して、まずは自分の問題を解決することです。すぐに毒親をやめられる魔法はありません。これが毒親の連鎖を断ち切る唯一の方法です。

▼毒親から受けた傷を回復する方法については、こちらを参考にしてみてくださいね。

おしまい。

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