
こんにちは、アマリです。
今日は毒親育ちが回復するために必要な「3つ」のステップについて解説していきますね。
毒親から受けた心の傷を癒すために大切なこと
私はこれまでに、たくさんの「毒親本」を読んできました。
サバイバー(毒親から生き延びた人)による実録本、鬱やトラウマなど毒親から受けた傷から発生する二次障害に関する本、毒親の心理を紐解く本、子供の心の発達に関する心理学書、毒親との対決方法を詳細に書いた本など、その分野は多岐にわたります。
その中で、ひとつ気付いたことがあります。
毒親から受けた心の傷を回復するために踏むべきステップは、3つに分解できるということです。
「共感」「理解」「解放」の3つです。
以下に、この3つのステップについての解説を書いていきますね。
第一のステップ「共感」
皆さん、自分と似たような毒親育ちの経験談を聞いてホッとしたことはありませんか?
毒親体験本やブログを読んで、「自分だけじゃなかった」「私も同じような辛さを味わった」と過去の自分と重ねる。
これが「共感」のステップです。
過去の言語化できなかった辛い気持ちを、他の人の言葉で再理解するのが「共感」ステップでの目標です。
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第二のステップ「理解」
次に、毒親の種類や、それによって自分が受けた毒の種類を知ること。
これが「理解」のステップです。
毒親の行動によって、自分がどのような悪影響を受けたのか、それが自分の人生にどのように影を落としているのかを知ることが「理解」ステップでの目標です。
第三のステップ「解放」
最後に、毒親から受けた傷をどう治すかを知り、自分の精神を過去の傷から解き放つ。
これが「解放」のステップです。
具体的な行動をもって自分の心を変化させていくことがこの「解放」ステップでの目標です。
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この3ステップを何度も繰り返すことで精神は回復する
この3ステップを、あなたが傷ついてきた数だけ何度も繰り返しましょう。
受けた傷の全てをいっぺんに癒すことはできません。
心の傷の一つひとつについて、丁寧に行う必要があります。
この3ステップは、心の痛みを伴います。
過去の傷をほじくり返すのですから、当然です。しかし、受けた傷を治療せずに放置しておくと、傷はどんどん化膿して心を蝕むようになります。

傷を忘れることで、一時は良くなったように感じるかもしれません。しかし、思わぬところで過去のトラウマが噴出し、ダメージを受けることがあります。
最近は、それぞれのステップに適した良い本がたくさん出ています。
特に「共感」に関する本やブログは、読み切れないほどの数があります。
ですが、「共感」ばかりでは本当の意味で心を癒すことはできません。
「理解」「解放」まで解説している本を読み勉強することで、はじめてトラウマから解放されることができます。
このブログでも、おすすめの本が見つかったらどんどん紹介記事を書くつもりです。
一緒に自分の心に向き合っていきましょう。
おしまい。